悪性リンパ腫の血液検査の方法・値の見方

血液検査では悪性リンパ腫の診断として、腫瘍マーカの値においてIL-2・フィブリノゲン等の確認が必要となり、また炎症反応CRP、LDHの確認も必要となります。

腫瘍や炎症が見られる場合にはこの値が上昇します。また腫瘍マーカ、癌の目印となる物質の総称ですが、この場合は血液検査や尿、あるいは便でわかります。

ただこの場合においては癌にかかわらず増加する場合もありますので参考データとしての観察となる。

血液検査の値として男性の場合400~550mm3の赤血球で正常値となり、女性の場合では350~500mm3が正常値となります。

赤血球の場合の検査名称としてRBCと呼ばれています。この赤血球について低い方は鉄欠乏貧血などの症状の方などが挙げられます。赤血球の増加のうち、脱水症状により増加してしまう場合もあるので必要に応じて水分補給が必要な場合もある。

次にHb・ヘモグロビン量の見方として男性では13~17g/dl、女性の場合で12~16g/dlが正常値となります。このヘモグロビンについていいますと酸素、二酸化炭素の運搬に関する役割をしています。

よって検査により血液の酸素運搬機能の高低を測定します。ヘモグロビンは赤血球成分のため赤血球が減った場合に連動してヘモグロビンも減ってしまいます。

ただヘモグロビンの場合では妊娠中あるいは高齢者は一般より多少低い傾向となり11g/dl以上の場合には問題なしとなるようです。

白赤血球像(分画)について好中球40~60パーセント、単球4~10パーセント、好塩基球0から1パーセント、リンパ球30~45パーセントが正常データとなります。

白血球の場合ではいくつか機能が異になる細胞があり各細胞の比率の増減は種の疾患が反映されます。

数値が極端な場合詳しい検診が必要となる。リンパ球においてこの数値が低いとされます。低いものとしてリンパ腫、癌、白血球等が挙げられます。続いて白血球数・WCに関して、4500~9000までが正常値となり感染や炎症がある場合は白血球が増加します。

ただ激しい運動後や精神的動揺、またはストレスがある場合にも一時的増加が見られる場合があるとされています。

白血球の増加原因として感染症はもちろんですがタバコの吸いすぎによる増加もありうる。この検査の場合についてじゃ精神状態が安定している場合に受けるのが望ましいとされています。

また白血球検査の場合、どの白血球が増加しているかにより病期原因が絞られる、限定されます。血小板数については(Plt)15~40万が正常とし、この血小板の働きは出血時の血止めの役割をしています。また数値が10万以下の場合、50万以上においては重い病気が秘められている危険性があり精密検査は重要となります。

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