緑内障◆症状

怪我のために眼圧が上昇する続発性緑内障もありますが、最も多いのは原因のわからない原発性緑内障です。原発性緑内障には、閉塞遇角緑内障、開放遇角緑内障、先天緑内障の三種類があります。

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開放遇角緑内障の症状・目が疲れやすく、時々かすむ程度です。少し進行してくると視野がせまくなり、見にくいところが出てきます。

閉塞遇角緑内障の症状・激しい眼痛、頭痛が急に起こり、吐き気や視力が低下してきます。白目の部分が充血し、黒目の部分が濁ってきます。また、眼球が固くなってきます。

先天緑内障の症状・乳幼児の目が異常に大きくなって、牛の目のような感じになり、涙が出て、まぶしがったりします。ひどくなると、角膜が濁ってきます。

眼球の中の、圧が（眼圧）高くなるために、視神経が傷害され、視力が低下してくる病気で、ひどくなると失明の危険があります。

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開放遇角緑内障の治療・眼圧を下げる作用のある降圧剤を点眼します。これで効果がなければ、房水の産生をおさえる薬剤を内服します。それでも効果がない場合、眼球に小さな穴を開けて、房水を眼球の外へ導き出すろ過手術を行ないます。

閉塞遇角緑内障の治療・手術をする前にできるだけ眼圧を下げたほうが良いので点眼、点滴で薬物治療をして、眼圧を下げます。手術はレーザーで虹彩に穴を開けレーザーイリドトミーを行ないます。

先天緑内障の治療・薬剤の効果はまったく見られないので、眼圧を下げるゴニオトミーと言う手術をします。

普段気をつけることは、心身の過労をさけ、お酒は控えましょう。また一度に大量の飲料を飲まないこと、カフェイン、コーヒー、紅茶も飲まないようにします。