真珠腫性中耳炎◆症状

真珠腫性中耳炎とは?/症状

合併症を起こす悪性の中耳炎です。
耳鳴り、難聴が起こり、悪臭のする耳だれが続きます。かつて中耳炎にかかった人で、このような症状があって、めまい、顔面神経麻痺、頭痛、発熱、意識障害などが現れた場合は、合併症を起こしている危険があります。

原因/治療法・予防

真珠腫は、外耳道の皮膚が中耳内に侵入し、タマネギのように固まったものです。真珠腫は、周囲の骨を破壊し、顔面神経麻痺、内耳炎、めまいなどの合併症を起こします。子供の頃に中耳炎にかかり、鼻の奥と中耳とをつないでいる耳官の働きが悪い人に、発症することが多いようです。
手術をして真珠腫を取り除く以外に治療法がありません。真珠腫が、取りにくいところまで広がっていて、手術の際に取り残すと再発します。内耳炎を起こしている場合は、手術後に聴力が低下したり、耳鳴りが生じたりすることがあります

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