アレルギー性鼻炎◆症状

アレルギー性鼻炎とは?/症状

アレルギー反応によって起こる鼻粘膜の炎症でくしゃみ、鼻水、鼻づまりといった急性鼻炎と同じ症状がおこります。
くしゃみ、鼻水、鼻づまりが主要な症状です。鼻の中がかゆくなるとともにくしゃみが立て続けに10回以上おこり、大量な鼻水が出てきます。鼻水の量はきわめて多く、人はこのティッシュペーパーを1日回きてしまうほどです。くしゃみを連発する時は、鼻づまりがひどくなります。これらの症状は、空気中の抗原を吸収して起こるので、空気中の抗原の密度によって症状の強弱が違ってきます。例えば、抗原が花粉の場合、その日の温度、湿度、風向きによって空気中の密度が違うので、日によって症状の強弱が違ってきます。症状の強弱は、その日の体調によっても違ってきます。また、抗原が花粉で、空気中の密度が高いときは、鼻粘膜だけでなく、眼球粘膜や咽頭粘膜が刺激され、目の充血痒みのも痒み、痛み赤い腫れを伴うことがあります。

原因/治療法・予防

アレルギー体質の人は、ある特定の物質に対してだけ、過敏な反応を起こすことがります。これを感さされた状態と言います。ある高原に感さされた人の体内に、同じ抗原が入ってくると、鼻粘膜からヒスタミンという物質が出てきてこの物質の刺激によって炎症がおこります。抗原となる物質は、人によって様々ですが、頻度が高いのは、花粉室内のホコリ、ダニ、カビ類、ベットの毛です。
抗原とできるだけ接触しないようにする環境調整、抗原に体を慣れさせる減感作療法、鼻粘膜の炎症を抑える薬剤を使用する非特異的療法の三つが治療の基本です。

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