声帯ポリープ◆症状

声帯ポリープとは?/症状

声を酷使する男性に多い病気です
クラゲのように柔らかいポリープが生体に発生するので、片側の声帯のほぼ中央に発生することが多いものです。胃や腸に出来るポリープとは性質が違い、むしろ声帯結節と同じ性質で悪性腫瘍に変化することはありません。症状は、声帯結節と同じで、しわかれごえ、のどになにか引っかかっている感じ、せきばらいなどですが、ポリープが大きくなると、空気の流通が悪くなっで、呼吸困難もおこってきます。

原因/治療法・予防

患者は、声を酷使する男性、特に大きな声を使う低音の男性が多くなっています。
に大きな声を出さないようにし楽な発生を心がけることが大切です。特に、風邪を引いたりして、喉に炎症が起こっている時は、大きな声を出さない様にましょう。禁煙を守り、薬剤注入などの外来治療を行っているうちに、ポリープが消失することもあります。しかし、大きくなったものや、なかなか消失しないものは、音声外科で手術が行われます。手術は、顕微鏡見ながら行うので安全確実です。のどが見やすい人は、局所麻酔をして外来で手術できますが、普通は入院して全身麻酔のもとに行います。それでも、入院は数日ですいます。声がしわがれて、1週間以上も直らないときは、耳鼻科を受診しましょう。

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