赤痢◆症状

赤痢とは?/症状

赤痢には、細菌性赤痢とアメーバ赤痢があります。いずれも、近年我が国では著しく減少しましたが、近隣の東南アジア諸国には相変わらず多い病気ですから、海外旅行者による輸入伝染病として用心が必要です。
細菌性赤痢の症状は、2日から5日ぐらいで倦怠感や食欲不振が始まります、急に寒気がして熱が出ます。下腹部が痛み下痢が始まります。水のような下痢便で始まり、卵の白身のような粘液や血液が混じるようになり、膿もまじります。下痢の回数は1日数回のことが多い、重傷者では20回から30回にもなります。食欲がなく時には吐き気がして、口が乾き下には白褐色の苔が厚くつきます。
アメーバ赤痢の症状は1日数回から十数回、粘液や血液の混じった下痢便を排泄し下腹部が痛みます、また最初のうちは軽い熱が出ます。その後は、特に治療しなくても症状が次第に回復して慢性に移行します。長い年月にわたって軽快と増悪を繰り返します。

原因/治療法・予防

原因としては病人や保菌者の大便に混じって出た菌がその人の手、ハエ、ゴキブリなどについて飲食物に付着します。そしてこれを食べたときたまたま胃腸が弱っていると胃酸によって殺菌されずに腸に達して発症します。
細菌性赤痢の治療は伝染病院で治療します。抗生物質が使われますが、検査した上で使用します。腹痛や下痢が激しい場合はカイロなどで下腹部を暖めると軽くなりますが、あまり痛みが激しい場合は鎮痛剤を使用します。
アメーバ赤痢の場合は、やはり伝染病院または隔離病室で治療します。フラジールの内服が腸管アメーバ症や肝アメーバ症にも効きます。肝臓に4番を選択外科的な必要もあります。この病気は症状が治癒しても根本的に治療するのは難しいです。

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