コレラ◆症状

飲食物に混じっているコレラ菌が口径感染して小腸で繁殖し、生産された毒素のために嘔吐や下痢がおこりひどい脱水症状が現れる病気です。

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コレラ菌が混入した飲食物を摂取後、数時間から２から３日たつと、嘔吐と下痢が始まりますが、腹痛や発熱はありません。しかし重症になると１日に２０から３０回も下痢をして、便は米のとぎ汁のようで、量が多いので体の水分がどんどん失われます。血圧が下がり脈拍はほとんど触れなくなります。皮膚は冷たくなって急に衰弱し、筋肉が痙攣を起こしたりして、発病後１日から２日で死亡することがあります。また何も症状起こさずに保菌状態になるだけのこともあります。

コレラ菌は、水や飲食とともに口から入って病気を起こすので流行地では生水、魚介類、バナナなどの生食を避けます。

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伝染病院または隔離病棟で治療します。大切なのは水分の補給で１日に数リットルから十数リットル点滴静脈注射します。抗生物質や強心剤も使います。そして嘔吐がおさまってきたら経口輸液療法を行います。