潰瘍性大腸炎◆症状

潰瘍性大腸炎とは?/症状

大腸の粘膜に慢性の炎症がおこり、粘膜が断たれて崩れたり、これが良くなったり悪くなったりして、なかなか治らない病気です。
粘液と血液の混じった便が出るのが特徴です。また下痢やしぶり腹を見ることもあり腹痛が同時の起こることもあります。少し重症になると、粘液便が1日数回以上を排出しそのほかに微熱、頻脈、食欲不振、全身検体などの全身症状がおこり、時には口内炎や関節炎、さらに慢性の皮膚炎などの症状もおこってきます。まれなことですが、大腸が急速に拡張し、全身状態が悪化し、大腸が破れて腹膜炎を起こしたり、大出血を起こし、生命が危険になることもあります。

原因/治療法・予防

患者は若い人が多く、発症に免疫異常が関係しているともいわれていますが、はっきりした原因は不明です。確実な治療法がなく、厚生省の特定疾患の一つに指定されています。
薬物療法としては、特効薬にサラゾピリンという薬がありこれを内服します。また症状に応じて下痢止めや精神安定剤、副腎皮質ホルモンを同時に内服します。手術療法としては容体が急に悪化して、腹膜炎や内出血を起こすような時には、緊急手術が必要です。また薬が効かず、薬の副作用が強いようなときや、がんの発生の恐れがある時には手術が必要です。手術で病変部の切除しますが、大腸全体や結腸を全部切除することが多く、この場合、人工肛門を作らないで住む手術が普及してきました。

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