脱臼◆症状

脱臼とは?/症状

関節を構成している上下の骨がズレたり、はずれたりして、上下の骨の並び方はが正常ではなくなった状態をいいます。脱臼が起こると関節が動かせなくなり、無理に動かそうとすると激しく痛みます。
・外傷性脱臼
関節に、強力な力が加わって起こる脱臼で、スポーツ外傷、交通事故、労災事故などによってよく起こりますか、日常生活の中でだけでも起こることがあります。脱臼を起こしやすいのは、手指の関節や、肩関節でこ関節や股関節はよほど大きいなケガでなければ起こりません。脱臼した間接の部分の骨が折れていることもあって、これを脱臼骨折といいます。
・習慣性脱臼
脱臼を起こすほどの外力が加わったわけではないのに、簡単に脱臼してしまうことを繰り返す人います。この状態を習慣性脱臼と言い、肩関節に起こることが多いものです。成長期に起こした外傷性脱臼治療が完全ではなく、関節包や人体が緩んだままだったりすると、あとで習慣性脱臼になることがあります。脱臼に慣れて、自分で征服できる人もいます。脱臼しやすいと、スポーツや仕事に対して消極的になりますから、整形外科への治療ましょう。手術をして緩んでいる関節を縫い縮めることで治ります。

原因/治療法・予防

関節に、強い力が加わって起こる怪我です。
エックス線検査を行って、骨折のないことを確かめますそして、全身麻酔か、局所麻酔をかけて、関節の骨を正しい位置に戻す整復を行います。正しい整復が行われると、大きな音がするのでわかります。学級を見逃したり、放置したりしておくと、うまく整復ができなくなります。20時間以内に整復を受けることが必要です。万一、整復が成功しないときは、手術をして骨を正しい位置に戻します。整復後は、脱臼起こした関節をギプスで固定し、関節包や人体の傷が治るまで、負担をかけないように安静を保ちます。ギプスが取れるまでに普通3週間はかかります。ギプスを取った後、筋力を回復させる後療法が必要なこともあります。

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