不眠症◆症状

不眠症とは?/症状

眠れない事を苦にすること、とくにその習慣的、慢性的状態をいいます。
不眠の型としては
@寝付きの悪い物
A寝付きは良いが熟睡できずに夢を多く見る物
B朝、暗いうちから目が覚めてしまうものがあります。

原因/治療法・予防

不眠症に歯、体や精神のいろいろな病気が原因になる物と(脳炎、髄膜炎、脳の外傷、重い伝染病、うつ病、精神分裂症、進行麻痺、アルコール中毒による精神病、動脈硬化症、高血圧など)、神経症の症状としては不眠症となります。中年を過ぎた人で、朝早くから目が覚めてしまうときには、高血圧を調べてもらうことです。神経症の不眠症は、眠ろうと思えば思うほど目が冴え、いろいろなことが思い出され、ますます寝つかれなくなります。また不眠感が強く、自分では眠れないと言いますが、実際にはよく眠っている場合も多い物です。
神経症の症状としての不眠症の治療としては、睡眠に対するその人の心が前を正す精神療法が必要です。要するに、眠れなくてもかまわない、眠れなくても死ぬことなんかないのだ、眠れないのならひと晩じゅう本でも読んであろう、という気持ちを持つようにすることです。軽い睡眠剤を使用することもありますが、これはあくまでも補助手段にすぎません。多くの場合、薬を飲んだから眠れるという安心感から眠れる物で、睡眠剤でない薬と取り替えてあっても、眠れるのです。ただし、自分勝手に睡眠剤を使うことは、症状に適しない物を飲んだり、中毒になったり、いろいろの弊害を生みやすいので避けてください。特殊な治療しないと良くならない場合もあります。

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