薬物依存◆症状

薬物依存とは?/症状

麻薬、睡眠薬、鎮痛剤、覚せい剤といった薬剤を必要以上に用いて止められなくなった状態で、薬の本来の目的以外の陶酔やハイな気分を求めて使い続ける物です。
最も恐ろしいのは、モルヒネ、ヘロインなどの麻薬中毒で使用をやめると禁断症状が出て、激しい苦しみに襲われるために止められなくなります。覚醒剤も、静脈注射を続けると、麻薬と同じに止められない状態になりますが、その際に幻覚や妄想が出て興奮したり、暴れたりすることがあります。LSDや耐摩耗麻薬として指定されています。睡眠薬や鎮痛剤も、多量に飲み続けると、時に痙攣が起こったりしておかしくなります。

原因/治療法・予防

最初は、精神的苦痛や、身体的苦痛から逃れるため、あるいは遊び半分などで依存性薬物を使い始めます。多くの場合、そこから受ける酩酊感(めいていかん)が忘れられなくなり、繰り返し使用するうちに自制できなくなります。そして薬物に溺れるようになってしまいます。
 もともと、人や物に依存しがちな性格の人が、依存症になりやすいとされています。
麻薬患者は、医師の届出が必要ですし、指定された病院でなければ治療が受けられません。資料の内容は、薬物の種類、常用していた量や機関によって違いますから、専門医と相談しましょう。

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