ダウン症候群◆症状

ダウン症候群とは?/症状

ダウン症候群とは、染色体異常のために先天性の心臓疾患や合併症など、いろいろな障害を起こしてくる病気のことを言います。
ダウン症候群のほんとの怖さは、合併症です。
合併症としては、30〜50%の患者に先天性心疾患(心室中隔欠損症、動脈管開存症、心内膜床欠損症、心房中隔欠損症、ファロー四徴症)、20%の患者に消化器疾患(十二指腸閉鎖、鎖肛、ヒルシュスプルング病)がみられます。その他、白血病、てんかん、自己免疫性甲状腺機能低下症、成人型糖尿病、眼科疾患(遠視性乱視、混合乱視、近視性乱視、白内障)、中耳炎の合併もみられます。

原因/治療法・予防

常染色体異常が原因です。ダウン症候群の場合、本来46本あ る染色体のうち、21番染色体が生まれつき1本多いことが原因となります。
ダウン症は、病気ではなく個性であるととらえるのが、もっとも進んだ認識です。実際ダウン症の子供や大人がその素直な性格や協調性を発揮しながら、びっくりするぐらいの才能や個性を開花させることが多いのです。
気をつけなければならないのは合併症だと言えるでしょう。

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