おたふくかぜ◆症状

おたふくかぜとは?/症状

熱が出て、耳たぶの下のある部分が腫れ、おたふくのような顔になります。2歳から7歳の子がかかりやすい病気ですが、青年期になってからかかる人もいます。一度かかれば免疫ができて2度とかかることはありません。冬から春に多発する傾向がありますが、都会では1年中発病が見られます。
潜伏期間は20日間前後です。初め、熱が少し出て、頭が痛みます。そのうちに、片側または両側の耳たぶの下が腫れて、痛みます。片側だけが腫れた場合、2日から数日後に反対側も腫れてくることがあります彼が最もひどくなるのは3日目ごろで、押すと痛み、物噛んだりして顎を動かしても痛みます。このころに、40度ぐらい高熱が出ることもあります。その後、1週間ぐらいで腫れが引き、熱が下がり、痛みも消えて治ります。

原因/治療法・予防

ムンプウィルスの感染によって起こる病気です。
ムンプスウイルスに効く薬はありません。熱のあるあいだは、安静を守ることが大切です。高熱のときは、氷まくらや氷嚢を用います。また、冷シップを行ないます。噛むと痛むので、食事はかまなくて済む、やわらかいものにします。すっぱい食物を食べると、唾液の量が増えて、痛みがひどくなるので、さけてください。

予防は、一歳以上の子は、希望すれば、生ワクチンの予防接種が受けられます。

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