若年性乳がんの症状と原因

近年若年性乳がんは増えています。日本人の20人にひとりの割合で発症する乳がん、とくに若い女性に増えているのが特徴的です。

原因は食生活の変化や女性の体の発達の早さなどを指摘されていますが、若年性乳がんで指摘されているのは家族性乳がんです。

家族性乳がんは名前の通り遺伝による乳がんリスクです。欧米などに較べればまだ頻度は低いですがやはり若くして発症するのが遺伝による乳がんです。

また家族性乳がんは一方の乳房に発症するともう片方の乳房にも発症するという傾向が指摘され注意が必要です。

若年性乳がんの初期症状はやはり無自覚無症状で本当に初期の段階ではしこりも感じられません。進行してくれば乳房やわきの下にしこりを感じ、血が混じる分泌物などがあわられます。

ですが乳がん根治の一番大事なことは早期発見につきるので、そういった自覚症状の現れる前の段階で乳がんを発見するために定期検査や自己検診を徹底して行うことが重要です。

自己検診でしこりは意外と見つかるのですがほとんどが良性のものです。ですが必ず専門の医師の検査を受ける習慣をつけるようにしましょう。

若い世代の方はどうしても自分が乳がんになるイメージや意識が希薄で検診までいたらないのですが、現在の日本の乳がんの若年化の発症と死亡率の増加はここに由来しているといえます。

若くてももっと問題意識を持つことによって早期発見と乳房温存率や根治に貢献できることを理解すべきです。

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